看護師インタビュー
INTERVIEW

救急、急性期から回復期まで幅広い患者様の対応をしている職場ですが、患者様のそばにいる時間を取れているのが何より嬉しいですね。スタッフ同士がコミュニケーションを取りあって、ベッドサイドにいることを優先するようにしています。書類やパソコンの業務に追われて、患者さんの元へ足を運ぶ回数が少なくなってしまうという、ジレンマを感じることもありません。

時にはご家族と一緒に、患者様のお看取りをさせていただくことも。私も長く関わらせていただいた患者様がお亡くなりになった時、ベッドサイドでご家族様から患者様との思い出話をお聞きし、「この病院で看取ることができて幸せでした」という言葉をいただいた経験は、忘れられません。一人ひとりの患者様やご家族様と向き合える時間の多さが、看護師としてのやりがいにつながっていると感じる毎日です。

実は今、産休と育休から復帰してまだ半年なんです。それでも不安なく仕事ができているのは、子育てを応援してくれる風土があるから。子どもの行事にあわせて休みが取れるので、周りには子育てをしながら仕事をしてきた先輩たちがたくさんいます。子どもが急に熱を出してしまって迎えにいかなければならない時でも、「早く行ってあげて」と、仕事を代わってくれたり。本当にありがたいですね。仕事の相談だけでなく、子どものことまで相談できる関係です。

安心して働ける環境で、個々にあったスピードで指導してもらえるのも、働きやすさの理由です。わからないことはそのままにせず、確認しながら進めてくれるので、知識や技術が一つずつ身についていきます。整形外科の新しい術式などを教えていただくたびに、勉強の大切さを感じています。今後も無理のないペースで勉強をしながら、学んだことをより良い看護につなげていけたらと思っています。