看護師インタビュー
INTERVIEW
手術室と病棟
両方から患者様の
全体像を捉える。
2001年入職
柴崎 直樹
Naoki Shibasaki
チームワーク抜群の手術室看護を
さらにレベルアップしていきたい。
当院では、病棟看護師数名が手術室を兼務しており、私もその一人。兼務といっても週の大半を、手術室の看護師として過ごしています。みんな長く一緒に働いているメンバーなので、コミュニケーションが取りやすく、とてもいいチームです。1つの手術には2〜3人の看護師が入り、それぞれ決められた役割はありますが、効率よく進むよう、周りをよく見てフォローしあって動いています。
また、手術室看護において大切なのはチームワークだけではなく、いかに先を読むか。整形外科分野のさまざまな手術が行われていますので、それらの術式を覚えることに力を入れています。次に何が必要なのかを把握していて、的確なタイミングで機械を執刀医に手渡しすることは、手術時間の短縮になり、患者さんの身体への負担軽減につながるからです。
手術室から回復期まで
関わることができる幅広さ。
手術室と病棟を兼務していると、病棟で患者様の術後のケアをする際に、プラスになることも。まず、手術によって、術後に禁忌とされている体勢などがあるので、それを避けられること。もう一つは、手術をされた方が回復され、歩いている姿に会えること。特に大きな手術をされたような方だと、今も純粋に驚きますし、同時に嬉しさが込み上げてきます。
病棟には内科疾患をお持ちの方も多くいらっしゃるので、整形外科だけにとどまらない勉強が必要です。まずは自分で調べ、わからないところは先輩や医師に質問をするなどし、その都度解決するようにしています。とても丁寧に教えてくれますよ。
当院には、男性看護師が少なく、正直少しさみしいと感じることも。でも男性の患者様から移動介助やトイレ介助、話し相手など、頼りにしていただけた時には、存在意義を感じ、やりがいにもつながっています。
1日のスケジュール
- 7:40
- 自宅から病院へ
- 8:00
- 手術前は気合が入って早めの出勤
- 8:30
- 始業、手術の準備
- 9:30
- 手術開始。1日3〜4件の手術が入る。
昼食は手術の終了時間によって交代で
- 17:30〜19:00
- 片付け、翌日の準備、終業
家族と過ごすのが何よりの
リフレッシュになっています。
家族で動物園や水族館に行くことが多いですね。動物や魚、水の中の生物を見ながらゆっくり過ごすのが好きです。夏休みは長岡の花火が恒例に。美しさと音に圧倒されます。